農家の農機具・籾すり機のダクト配管

今回は千葉市の農家の方の農家の農機具・籾すり機のダクト配管の記事になります。

農家の方で、もみすり機などの農機具を使いやすいようにDIYしたい方の参考になればと思い記事にさせていただきました。

農機具・籾すり機のダクト配管

籾すり機の籾を出す排出筒を伸ばしたい。
でもホームセンターでダクトやパイプを探したが、ちょうど合うサイズが見つからない。
そんな場合の農機具・籾すり機のダクト配管施工になります。

まずは簡単な施工の流れをご紹介します。

①籾すり機の排出筒を伸ばして外に出す

  • 排出筒(籾殻が出てくる所)のダクトを伸ばして配管する
  • 窓からダクトを出して外に籾を出す
  • 取り外しできるようにする

②仕上米出口を伸ばす

  • 仕上米出口(脱穀した玄米が出てくる所)にパイプを配管する
  • 取り外しできるようにする

以上が簡単な施工の流れになります。

次に使用する配管部材をご紹介します。

使用する配管部材


画像上から
スパイラルダクト175
VP65(塩ビパイプ)
全ネジ(3/8)

①籾すり機の排出筒を伸ばして外に出す

それでは籾すり機の排出筒(籾殻が出てくるところ)を施工していきます。

グラインダーを使って
スパイラルダクトを切断→排出筒に接続→外に出るスパイラルダクトの長さを調整
といった流れになります。

スパイラルダクトを切断


グラインダーを使ってスパイラルダクトを切断していきます。

切断したスパイラルダクトを排出筒に接続


次に切断したスパイラルダクトを排出筒に接続していきます。

吊金具でダクトをつり下げる


接続したスパイラルダクトをつり下げられるように
全ネジ全ネジカッターで切断し木造用吊金具を窓際に取り付けます。

もみすり機を使用しない時期はダクトを閉っておくので
依頼主さんでも取り外しができるように施工しておきます。

ダクトを窓から通す

切断したダクトを排出筒に接続して窓から外に通していきます。

外のダクトの長さを調節して完成

最後に籾を袋に入れるため外のダクトを長めに調節し、インパクトドライバーでダクトを固定して完成です。

切断部分は必ず保護しましょう

の切断部分は鋭利になっていて触ると危険なので、必ずアルミテープなどで保護しておきましょう。

②仕上米出口を伸ばす

続いて仕上米出口(脱穀した玄米が出てくるところ)塩ビパイプを使って配管していきます。

こちらも排出筒と同じく切断→接続

といった流れになります。

塩ビパイプを切断


塩ビパイプを切断していきます。

この時、塩ビパイプの外径を付属の接続用の金具に合わせるために角を削って面取りをしました。

切断した塩ビパイプを仕上米出口に接続して完成


切断した塩ビパイプを仕上米出口に接続して完成です。

接続部分は固定しない


付属の接続用金具で仕上米出口と塩ビパイプを接続しましたが

塩ビパイプの長さは実際に作業して決めたいとの要望でしたので完全に固定せず、アルミテープで仮止めをしておきました。

作業時間の目安

今回の作業時間

  • 約45分

使用した道具の一覧


以上で農家の方の農家の農機具・籾すり機のダクト配管施工記事になります。

農家の方で、もみすり機などの農機具を使いやすいようにDIYしたい方の参考になればと思います。