暖房前にやっておくべきエアコンの試運転チェックリスト
空調・エアコンのお役立ち情報のHPBです。
今回は暖房前にやっておくべきエアコンの試運転チェックリストについての記事になります。
なぜ暖房前の試運転が必要なのか

秋から冬へと季節が移り変わる時期、いきなり暖房を使い始めると「暖まらない」「異臭がする」といったトラブルに気づくことがあります。寒さが本格化する前に試運転を行っておくことで、不具合を早めに発見でき、安心して冬を迎えられます。
エアコン試運転チェックリスト

以下の項目を順番に確認してみましょう。
1. 電源を入れて暖かい風が出るか確認
暖房運転を開始してから10分ほどで温風が出るかをチェックします。ぬるい風しか出ない場合は、ガス漏れや機器の不具合の可能性があります。
2. 異音や異臭がしないか
「ガタガタ」「キーン」といった異音や、カビ臭いにおいがする場合は内部に汚れが溜まっているサインです。フィルター清掃や専門業者への依頼を検討しましょう。
3. 室外機の動作確認
室外機のファンがしっかり回っているか、周囲に物を置いて風通しを妨げていないかを確認します。霜やホコリがついている場合は清掃が必要です。
4. フィルターの汚れ
フィルターにホコリが溜まっていると暖房効率が下がり、電気代も無駄になります。使用前に掃除機で吸い取るか、水洗いしておきましょう。
5. リモコンや設定の動作確認
リモコンの電池切れや故障も意外と多いトラブルです。温度設定やタイマー機能が正常に動くかもチェックしましょう。
試運転で不具合が見つかったら

暖房が効かない、異臭や異音が強い、エラー表示が出るといった場合は、自分で使い続けずに早めに専門業者へ点検を依頼することが大切です。寒さが厳しくなる前に修理を済ませておけば、冬本番も安心です。
まとめ

暖房を快適に使うためには、事前の試運転チェックが欠かせません。電源・温風・異音や異臭・室外機・フィルター・リモコンを確認して、不具合があれば早めに対応しましょう。秋のうちに点検を済ませておけば、寒い冬も安心して快適に過ごせます。

