【設置場所】エアコン室内機や室外機の設置場所はどこがいい?

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今回は【設置場所】エアコン室内機や室外機の設置場所はどこがいい?についての解説です。

エアコンの設置場所選びが重要な理由

エアコン室内機や室外機の設置場所はどこがいい?
エアコンは設置する場所によって、冷暖房効率や電気代、さらには機器自体の寿命にも大きな影響を与えます。

間違った位置に設置してしまうと、効きが悪くなったり、無駄なエネルギーを消費してしまうことも…。

適切な場所を選ぶことで、快適な空間づくりと省エネを実現しましょう。

室内機の設置場所はここに注目!

■風が部屋全体に行き渡る位置

エアコンからの風が部屋全体に行き渡る場所を選びましょう。
エアコン 送風運転
理想は、部屋の中央付近、もしくは長方形の部屋なら長い壁面に設置するのがおすすめです。

■直射日光を避ける

直射日光を避ける
直射日光が当たる場所に室内機を設置すると、冷暖房効率が下がりやすくなります。

できるだけ日が直接当たらない壁面を選びましょう。

■人に風が直接当たらない配置

冷風や暖房の風が直接人に当たると、体調不良の原因になることも。

ベッドやソファなど、人が長時間いる場所には直接風が当たらないよう設置場所を調整します。

室外機の設置場所はここに注意!

公共施設エアコン施工

■風通しの良い場所

風通しの良い場所
室外機は空気を取り込み、排出する役割を持っています。

風通しの悪い場所だと効率が悪くなり、余計な電力を消費してしまうため、できるだけ開けた場所に設置しましょう。

■直射日光を避ける

室外機も室内機と同様に直射日光を避けた方がベターです。

カバーや庇(ひさし)を利用して日よけ対策をすると、機械の負担が減り、長持ちします。

■排気の妨げにならない距離を確保

室外機の前後には、排気を妨げないよう十分なスペースを確保しましょう。

できれば前面は30cm以上、背面も壁から5cm以上離すのが理想です。

室内機と室外機の位置関係にも気をつけよう

室内機と室外機は配管でつながっていますが、距離が長すぎると冷媒ガスの効率が落ちます。

できるだけ直線的に、短い距離で接続できる位置を選びましょう。
また、高低差も少ない方が望ましいです。

まとめ

まとめ
エアコンの設置場所は、冷暖房効率、電気代、そして機器の寿命に大きく影響します。

室内機は「風が行き渡りやすく、人に直接当たらない場所」、室外機は「風通しがよく直射日光を避けられる場所」を意識して選びましょう。

新しく設置する際や、買い替えの際は、ぜひ設置場所にもこだわって、より快適な空間を作ってください!