カビ臭い!エアコンのカビ臭の原因は?梅雨前にやるべき内部清掃のポイント
空調・エアコンのお役立ち情報のHPBです。
今回はエアコンのカビ臭の原因と、梅雨前にやるべき内部清掃のポイントについての解説です。
梅雨入りが近づくと、ジメジメとした湿気が増えるだけでなく、エアコンを使い始めたときに「カビ臭い!」と感じることも。
これは多くのご家庭で見られる現象です。今回は、カビ臭の原因と、カビを防ぐために今すぐできる内部清掃のポイントを詳しくご紹介します。
エアコンのカビ臭、その正体とは?
カビの温床は「内部の湿気と汚れ」
エアコン内部、特に「熱交換器」や「送風ファン」は、冷房運転によって水分が発生しやすい箇所です。
そこにホコリや汚れが付着していると、カビが繁殖するのに最適な環境ができあがってしまいます。
特に、冷房を停止した後に送風や乾燥を行わず、そのまま電源を切ってしまうと、湿気がこもり、カビの繁殖が進みます。
梅雨前にやるべき清掃ポイント
1.フィルターの洗浄
最も手軽で効果的なのが「フィルター清掃」です。
2週間に1回を目安に、中性洗剤で優しく洗い、よく乾かしてから装着しましょう。
汚れたフィルターはカビの原因となるだけでなく、空気の流れも悪くなり、電気代の無駄にもつながります。
2.送風ファンのクリーニング
送風ファンにはカビが付きやすく、カビ臭の直接的な原因になることが多い部分です。
市販のエアコンクリーナーや、綿棒、割り箸に布を巻いたものなどで、見える範囲だけでも優しく拭き取りましょう。
手の届かない部分は、プロの業者に依頼するのがおすすめです。
3.ドレンパン・ドレンホースの確認
エアコン内部で発生した水を排出する役割を担う「ドレンパン」や「ドレンホース」もカビが繁殖しやすい箇所です。
水漏れや詰まりがないか確認し、気になる場合は清掃または交換が必要です。
清掃後の「送風運転」がカビ対策の鍵
冷房運転の後、必ず「送風運転」を1〜2時間行うことで、内部の湿気を飛ばし、カビの発生を抑えることができます。
リモコンに「送風」モードがある場合は積極的に活用しましょう。
カビ臭を感じたら「プロのエアコンクリーニング」も検討を
市販のスプレーや自己流の清掃では取り切れない汚れやカビが、奥の部品に残っているケースもあります。
年に1回は専門業者による分解洗浄を依頼することで、より清潔で快適な空調環境が整います。
特に小さなお子様やアレルギー体質の方がいる家庭では重要です。
まとめ:梅雨前のひと手間が快適な夏の鍵に
エアコンのカビ臭は、放置すれば悪化する一方です。
梅雨に入る前のこのタイミングで、フィルターや送風ファンなどの清掃を行い、カビを未然に防ぎましょう。
「カビの発生条件=湿気+汚れ」です。
しっかり乾燥させる習慣と、定期的なメンテナンスを心がけることで、快適で清潔な空間を保てます。