送風運転でカビ対策
空調・エアコンのお役立ち情報のHPBです。
今回は「送風運転」についての解説です。
送風運転とは?
送風運転とは、エアコンの冷暖房機能を使用せずに、内部のファンだけを回して空気を循環させるモードです。
電気代もほとんどかからず、室内の空気を動かすことで快適さを保ったり、エアコン内部を乾燥させるために利用されたりします。
特に冷房を使用したあとの送風運転は、内部の湿気を取り除く重要な役割を担っています。
送風運転でカビを防ぐことができます
エアコン内部には冷房時に発生する結露がたまりやすく、そのまま放置すると湿気を好むカビが繁殖しやすくなります。
しかし、送風運転を行うことで内部をしっかり乾燥させることができ、カビの発生を抑えることが可能になります。
特に夏の終わりなど、冷房の使用頻度が下がるタイミングでは、こまめな送風運転が内部の清潔さを保つために効果的です。
冷房使用後に1〜2時間送風するようにしましょう
冷房を使用した直後は、エアコン内部に水分が残っています。
そのまま電源を切ると、湿った状態が続きカビの原因となってしまいます。
そこでおすすめなのが、冷房を止めた後に1〜2時間送風モードを運転させることです。
これにより、内部がしっかり乾燥し、嫌なニオイやカビの発生を未然に防ぐことができます。
最近では、冷房停止後に自動で送風乾燥を行う「内部クリーン機能」などが搭載されたエアコンも多く販売されていますが、手動で送風運転を設定するだけでも十分に効果があります。
こまめなメンテナンスと送風運転で、快適で清潔な空気環境を保ちましょう。